栃木のいちご狩りは12月から5月ごろまでが中心です。ただし品種によって狩れる月がまるで違います。白いミルキーベリーを狙って12月より前に行っても実っていませんし、逆に夏に狩れるいちごもあります。
この記事では、栃木県庁の「いちご王国・栃木」総合サイトが公表している品種別の出荷時期をもとに、いつ行くと何が狩れるのかを整理しました。
- 栃木の主要6品種の出荷時期(県公式)
- とちひめ・ミルキーベリーは12月から
- 7月〜10月に狩れる「なつおとめ」という品種があること
- 月別に「その時期なら何が狩れるか」
栃木の主要6品種と出荷時期
| 品種 | 出荷時期 | 特徴(県公式サイトの説明) |
|---|---|---|
| とちおとめ | 10月〜6月 | 生食からスイーツにも適した万能いちご。味が濃く果汁たっぷり |
| スカイベリー | 11月〜6月 | 大きい、美しい、美味しい三ツ星いちご。ジューシーで上質な味わい |
| とちひめ | 12月〜5月 | 栃木県内の観光いちご園でのみ食べることができる幻のいちご |
| ミルキーベリー | 12月〜5月 | ミルクのように白い「いちご王国」初の白いちご |
| なつおとめ | 7月〜10月 | 夏場に収穫できるいちご。酸味が程良い |
| とちあいか | — | 県内の観光いちご園でもっとも広く扱われている品種 |
並べると、スタートの早い順にとちおとめ(10月)→ スカイベリー(11月)→ とちひめ・ミルキーベリー(12月)という順序が見えます。栃木のいちご狩りが「12月から」と案内されることが多いのは、この4品種がそろうのが12月だからです。
栃木県庁の公式サイトは、とちひめを「栃木県内の観光いちご園でのみ食べることができる幻のいちご」と説明しています。皮がやわらかく輸送に向かないため、店頭にはほとんど並びません。いちご狩りに行かないと食べられない品種ということです。出荷時期は12月〜5月なので、11月に行っても狩れません。
夏にも狩れます|なつおとめ(7月〜10月)
意外と知られていないのが「なつおとめ」です。栃木県庁の公式サイトは出荷時期を7月〜10月としており、夏場に収穫できるいちごと説明しています。縦に切ると中心が赤いハート型になるのが特徴です。
実際、日光花いちもんめは公式サイトで夏いちごのいちご狩りを6月17日〜7月31日に実施すると案内しており、品種として「なつおとめ」「すずあかね」「よつぼし」を挙げています(2026年8月1日確認)。冬いちごより料金は高めで、大人3,000円(いちご狩り単体・小学生以上)でした。
ただし夏いちご狩りを実施している園はごく限られます。栃木県農政部の観光いちご園一覧に載る29園の多くは冬〜春のシーズンのみです。夏に行きたい場合は、園に直接確認してください。
月から決める|その月に狩れる品種
| 行く月 | 狩れる品種(出荷時期ベース) |
|---|---|
| 7月〜10月 | なつおとめ(実施園は限られます) |
| 10月 | とちおとめ・なつおとめ |
| 11月 | とちおとめ・スカイベリー |
| 12月〜5月 | とちおとめ・スカイベリー・とちひめ・ミルキーベリー(もっとも選択肢が広い) |
| 6月 | とちおとめ・スカイベリー |
上の表は県が公表している品種の出荷時期です。実際のいちご狩りは園の開園期間の中でしかできません。たとえば宇都宮の大空いちご園は公式サイトでいちご狩りの期間を12月〜5月としており、10月にとちおとめが出荷されていても、この園では狩れません。「品種の時期」で当たりをつけ、「園の期間」で確定する——この2段階で考えてください。
いつ行くのがいいか
品種の数で選ぶなら12月〜5月
主要4品種(とちおとめ・スカイベリー・とちひめ・ミルキーベリー)がそろうのが12月〜5月です。とちひめや白いミルキーベリーを狙うなら、この期間しかありません。ただし扱っている園は限られるため、園選びも必要になります。
甘さで選ぶなら真冬
日光花いちもんめの公式サイトは、気温が低い1月〜2月はいちごがゆっくり育つため糖度が上がりやすく、一番甘さが増すのは2月下旬頃と説明しています。あわせて赤く熟したいちごが多い午前中の早い時間帯の予約を勧めています。
料金で選ぶなら4月以降
多くの園が時期によって料金を変えています。たとえば日光ストロベリーパークは、大人料金が11月29日〜12月31日は2,500円、5月11日〜5月31日は1,800円と700円の差があります。甘さがピークの真冬は料金もピーク——ここがいちご狩りの悩ましいところです。
栃木のいちご狩りの時期に関するよくある質問
- Q栃木のいちご狩りは何月から何月までですか?
- A
園によりますが、12月から5月ごろが中心です。日光ストロベリーパークは2025年11月29日〜2026年5月下旬、日光花いちもんめは12月中旬〜6月初旬、宇都宮の大空いちご園は12月〜5月としています。品種の出荷時期でみると、とちおとめは10月から、スカイベリーは11月から始まります(栃木県庁「いちご王国・栃木」総合サイト)。
- Q夏にいちご狩りはできますか?
- A
できる園があります。栃木県庁の公式サイトは「なつおとめ」の出荷時期を7月〜10月としており、夏場に収穫できるいちごと説明しています。日光花いちもんめは公式サイトで夏いちごのいちご狩りを6月17日〜7月31日に実施すると案内し、なつおとめ・すずあかね・よつぼしの3品種を挙げています。ただし実施園は限られ、料金も冬より高くなります。
- Qとちひめはいつ狩れますか?
- A
栃木県庁の公式サイトによると、とちひめの出荷時期は12月〜5月です。同サイトはとちひめを「栃木県内の観光いちご園でのみ食べることができる幻のいちご」と説明しており、皮がやわらかいため店頭にはほとんど並びません。扱っている園は限られるので、狙う場合は品種で園を選ぶ必要があります。
- Qいちばん甘い時期はいつですか?
- A
日光花いちもんめの公式サイトは、気温が低い1月〜2月はいちごがゆっくり育つため糖度が上がりやすく、一番甘さが増すのは2月下旬頃と説明しています。ただしこの時期は料金も最も高くなります。日光ストロベリーパークの場合、年末の大人2,500円に対し5月中旬以降は1,800円と700円の差があります。
- Qどの品種がいちばん多くの園で狩れますか?
- A
とちあいかです。栃木県農政部農村振興課「とちぎの観光いちご園特集」に掲載されている29園の品種欄を集計すると、29園すべてがとちあいかを挙げています(2026年8月1日時点)。次いでとちおとめが24園、スカイベリーが19園です。栃木でいちご狩りをすれば、まずとちあいかには出会えます。
まとめ|品種で当たりをつけ、園で確定する
- シーズン中心 → 12月〜5月(主要4品種がそろう)
- とちひめ・ミルキーベリー → 12月〜5月のみ
- とちおとめ → 10月〜6月/スカイベリー → 11月〜6月
- 夏に行きたい → なつおとめ(7月〜10月)。ただし実施園は限られます
- 安く行きたい → 4月以降(園によっては700円以上下がります)
栃木はいちごの品種がとにかく多い県です。時期で狙いを決めたら、次はその品種を扱っている園を探してください。
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