いちご狩りの値段は、同じ関東でも1,320円から3,900円まで3倍近い幅があります。安いほうは5月の平日、高いほうは1月のプレミアムプランなので、相場を一言では言えません。
栃木29園と千葉51園を調べてきた当サイトのデータのうち、実額が取れたのは栃木11園と千葉37園です。この記事では、その実額で県ごとの相場と、値段を動かす3つの要素を並べます。
- 最盛期の大人料金が栃木で2,400〜2,600円、千葉で中央値2,700円であること
- 値段を動かすのは時期・時間・持ち帰りの3つであること
- 同じ園の同じ品種でも、12月と5月で800円下がる例があること
- 5月の平日なら1,320円という最安設定が実在すること
相場は栃木2,400〜2,600円、千葉は中央値2,700円
料金を公表している園の実額を集めると、最盛期(12月〜3月ごろ)の大人料金は県で分かれました。栃木は幅の狭い相場になり、千葉は園ごとの差が大きいので中央値のほうが実感に近くなります。
| 県 | 最盛期(12月〜3月)の大人料金 | 集計に使った園 |
|---|---|---|
| 栃木 | 相場2,400〜2,600円 | 県公式一覧29園のうち実額11園 |
| 千葉 | 中央値2,700円 幅2,100〜3,900円 | 県公式特集の金額掲載37園 |
千葉でいちばん高いのは大網白里市のちあきのいちご園で、くろいちごの土耕ハウスまで入れるプレミアムプランが小学生以上3,900円です。同じ園のスタンダードプランは2,900円。いちばん安いのは館山いちご狩りセンターの2,100円(1月2日〜1月12日・6歳以上)で、上下で1,800円ひらきます。
栃木には1,320円という設定もあります。小山市のいちごの里が5月7日以降の平日に出している40分食べ放題の額で、千葉の最高額と比べると同じ関東のいちご狩りで約3倍の差です。時期と曜日を動かせる人なら、ここまで下げられます。
埼玉は当サイトが43園を調べています。そのうち10園であまりんを食べ放題で狩れます。あまりんは埼玉県が育成した品種で、県は苗の譲渡について「埼玉県外や家庭菜園での栽培はできません」としています。県外では狩れないので、相場の幅は栃木・千葉とはまた違います。

静岡は当サイトが43園を調べています。静岡市の久能街道といちご海岸通りに石垣いちごの園が27並び、時間を決めずに摘める園も6つあります。次のシーズン(2026年12月から)の額を出しているのは43園のうち3園だけで、その3園の大人1名の入園料は1,100円から3,800円まで開きます。静岡の園は1月から5月に収穫するシーズンを収穫の年で呼ぶので、料金表に「2026年」とあっても次に行けるシーズンの額とは限りません。ここで並べた栃木・千葉の実額とは料金表の版のそろい方が違うので、静岡を候補に入れるなら静岡のいちご狩りの記事で版ごとの額を見てから決めてください。
値段を動かす3つの要素
1. 時期|12月が最高で、春に向けて下がる
いちご狩りの料金は固定ではありません。多くの園が時期で区切って、春に向けて段階的に下げていきます。ただし区切りの数は園ごとに違い、12月から4月上旬までずっと同額という園もあります。
那須高原農園「いちごの森」のとちあいかは、開園する12月から4月6日までが2,900円で、5月7日から5月末日は2,100円です。同じ園の同じ品種で800円下がるので、時期を選べるなら4月以降に寄せるのがおすすめです。
2. 時間|30分が主流で、40分以上は少数派
千葉県公式の特集で食べ放題の時間が書かれている35園では、30分が23園と主流でした。40分が9園(うち髙津園は平日だけ60分)、50分が2園、45分が1園です。
同じ2,500円でも、30分の園と50分の園では食べられる量が変わります。比べるときは「1回いくら」ではなく、時間もセットで見てください。
3. 持ち帰り・練乳|込みか別かで印象が変わる
食べ放題に練乳が付く園と付かない園があります。持ち帰りは量り売りが基本で、入園料には含まれません。
安く見えて練乳が別売りの園もあれば、高く見えてお土産パック付きの園もあります。同じ額でも中身が違うので、練乳と持ち帰りが付くかまで見てから決めるのがおすすめです。
安く行くための現実的な方法
4月以降に行く日をずらそう
いちばん確実なのは時期です。4月以降は多くの園が料金を下げ、ゴールデンウィーク明けはさらに下がります。
春のいちごは小ぶりになりますが、5月まで甘いいちごを楽しめます。ただし糖度がいちばん乗るのは2月下旬ごろなので、数を食べたいなら春、甘さを取るなら冬を選ぶとよいでしょう。
県で選ぶなら栃木の安い園を狙う手もあります。いちごの里のように、時期と曜日を選び直すだけで1,210円下がる園もあります。

よくある質問
- Qいちご狩りの値段の相場はいくらですか?
- A
県で分かれます。栃木は2,400〜2,600円が相場で、千葉は金額を公表している37園の中央値が2,700円です。額そのものは5月平日の1,320円から1月のプレミアムプラン3,900円まで開くので、行く時期と食べ放題の時間をそろえてから比べてください。
- Qいちご狩りが一番安い時期はいつですか?
- A
シーズン終盤の4月から5月です。多くの園が段階的に値下げし、ゴールデンウィーク明けが底になります。逆に高いのは12月から3月で、船橋市の田中園のように年末年始(12月28日〜1月5日)だけ200円増しになる園もあります。
- Q子どもの料金はどうなっていますか?
- A
小学生・幼児・2歳以下の3段階が一般的です。千葉市のシャンデフレーズ ナチュールは、50分食べ放題で大人2,800円、小学生2,200円、3歳〜5歳1,200円、2歳以下無料でした。年齢の区切りは園ごとに違うので、予約の前に確認してください。
- Q料金を公表していない園も多いのですか?
- A
多いです。千葉県公式の特集でいちご狩りを載せている園のうち、料金欄に金額が出ているのは37園でした。残りは「ホームページをご確認ください」「農園に直接お電話のうえ、ご確認ください」という案内です。いちご狩りは料金をシーズン直前に決める園が多いので、金額が出そろう11月以降に比べ直すと確実です。
まとめ|表示額でなく「時期×時間」で比べる
- 最盛期の相場 → 栃木は大人2,400〜2,600円、千葉は中央値2,700円
- 幅 → 5月平日の1,320円(栃木・いちごの里)から1月のプレミアム3,900円(千葉・ちあきのいちご園)まで約3倍
- 安くしたい → 4月以降に行く。栃木の安い園を狙う
- 比べるとき → 食べ放題の時間(30分か、40分以上か)と練乳・持ち帰りの有無まで見る
料金は毎シーズン改定されます。この記事の実額は2026年シーズン(2025年12月〜2026年5月)の公表値です。次のシーズンの額は各園がシーズン直前に出すので、出かける前に最新の案内を確認してください。
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