りんご狩りの料金は、当サイトが調べた長野県内の他エリアでは大人900円〜1,200円。ところが長野市のアップルラインと呼ばれるエリアでは、入園料300円〜500円という園が並んでいます。
ただし「300円で食べ放題」ではありません。園によって入園料の意味がまったく違います。この記事では、長野市の観光公式が掲載している3園を、料金の仕組みごとに整理しました。
- アップルラインの3園の入園料と期間
- 入園400円で食べ放題の園があること
- 入園300円でもお土産の購入が条件の園があること
- JR豊野駅から行けること
アップルラインとは
ながの観光コンベンションビューロー(長野市の観光公式)は、こう説明しています。
国道18号線の両側に広がるりんご畑とりんごの直売所やりんご狩りのできる観光農園が軒を連ねていることから、通称「アップルライン」と呼ばれ
ながの観光コンベンションビューロー「アップルライン」(2026年8月1日確認)
場所は長野市赤沼〜豊野町のあたり。りんご畑と直売所が国道沿いに連なる一大産地で、収穫期になると直売とりんご狩りでにぎわいます。同ビューローによると、りんご狩りができるのはおおむね9月上旬〜12月上旬(時期の目安)です。
アップルラインのりんご狩り3園
| 農園 | 入園料(大人1名) | 中身 | 期間 |
|---|---|---|---|
| 町のや園 | 400円 | 入園食べ放題 | 9月中旬〜12月上旬(9:00〜16:30) |
| りんご狩りの直売成田園 | 300円(観光公式)/500円(園の公式・2025年〜) | 園内で食べる分の入園料(持ち帰りのみなら入園無料) | 9月中旬〜11月下旬(観光公式)/〜12月下旬(園の公式) |
| りんご狩りの千曲園 | 300円 | お土産篭1,200円〜の購入が必要(入園のみは受付不可) | 10月1日〜12月25日 9:00〜16:00(2024年シーズンの案内) |
並べると、同じ「入園300円」でも中身が違うことが分かります。
町のや園|400円で入園食べ放題
ながの観光コンベンションビューローは、この園の入園料を「400円 入園食べ放題」と明記しています。当サイトが調べた県内3園と比べても、際立って安い設定です。
参考までに、当サイトが調べた県内3園の料金はこうです。
- マルダイ大場農園(下伊那郡松川町)——90分の園内食べ放題で大人900円
- 松井農園(小諸市)——入園+食べ比べ+資料館で1,200円
- 信州りんごの成田園(長野市赤沼)——入園500円+持ち帰りは1kg 600円の量り売り
ただし金額だけでは比べられません。マルダイ大場農園の900円は90分の園内食べ放題、町のや園の400円は時間の記載がない入園食べ放題で、含まれるものが違うからです。町のや園の営業時間は9:00〜16:30、期間は9月中旬〜12月上旬。住所は長野市赤沼2424-3、電話026-296-9236です。
りんご狩りの千曲園について、ながの観光コンベンションビューローは「入園料(大人1名あたり):300円 ※お土産篭1,200円からの購入をお願いします。(入園のみは受付不可)」と記載しています。入園300円+お土産篭1,200円=最低1,500円という組み立てです。
「入園300円」だけを見て出かけると、想定と支払額が変わります。お土産を買って帰るつもりなら問題ありませんが、「食べるだけ」の予定なら別の園を選んでください。
成田園|同じ名前の店に注意
ながの観光コンベンションビューローは「りんご狩りの直売成田園」を入園料300円・9月中旬〜11月下旬として掲載し、あわせて「お近くの成田屋さんとは全く別の店舗になります。お間違えのないようご注意ください」と注意を出しています。
成田園は1つの園です。ながの観光コンベンションビューローの観光スポットページには、住所の長野市赤沼2312-1、店の026-296-9054、FAX・自宅の026-296-9523、公式サイト(naritaen.jp)が同じ園の情報として並んでいます。電話番号が2つあるのは店と自宅で分かれているためで、別の園ではありません。上の「成田屋さんとは別の店舗」という注意も、名前の似た別の店についてのものです。
料金が資料で違うのは値上げがあったからで、園の公式サイトの入園料はお1人様500円(2025年〜)と、値上げの年まで書かれています。同ビューローの300円は値上げ前の金額です。持ち帰りも園の公式は1kg 600円、同ビューローの掲載は1kg 500円。入園500円・持ち帰り1kg 600円という新しいほうの金額で見積もっておけば、現地で戸惑いません。
JR豊野駅から行けます
ながの観光コンベンションビューローのアップルラインのページは、アクセスをこう案内しています。
- 須坂長野東ICから車で約20分
- 信州中野ICから車で約10分
- JR豊野駅下車、徒歩またはタクシー
りんご狩りは車前提の園が多いなかで、駅から動ける選択肢があるのはアップルラインの強みです。長野市街地・善光寺方面からも近く、観光の合間に組み込みやすい立地といえます。
なお同ビューローは、長野市近隣で果物狩りをするなら須坂市・小布施町の国道403号線「北信濃くだもの街道」沿いにある信州フルーツ王国観光農園もすすめており、長野市街地から車で約30分としています。りんごだけでなくぶどう・桃・さくらんぼも扱うエリアです。
いつ行くと何が狩れるか
アップルラインのりんご狩りは9月中旬〜12月上旬が中心です。品種は時期で入れ替わります。小諸市の松井農園が公開している品種カレンダーを目安にすると、こうなります。
| 時期 | 主な分類 | 代表品種 |
|---|---|---|
| 9月 | 早生種・中生種 | サンつがる・シナノドルチェ・秋映 |
| 10月 | 中生種・晩生種・最晩生種 | シナノスイート・王林・シナノゴールド・サンふじ |
| 11月 | 晩生種・最晩生種 | トキ・ぐんま名月・サンふじ |
| 12月上旬 | 最晩生種 | サンふじ・シナノゴールド |
サンふじが狩れるのは10月から。9月に行ってもサンふじは実っていません。逆に12月上旬まで開いている町のや園と、12月25日までの千曲園なら、サンふじの時期に確実に間に合います。
長野市のりんご狩りに関するよくある質問
- Q長野市でりんご狩りができるのはどこですか?
- A
国道18号線沿いの「アップルライン」(長野市赤沼〜豊野町)です。ながの観光コンベンションビューローは、りんご狩りができる園として町のや園・りんご狩りの直売成田園・りんご狩りの千曲園を掲載し、アップルラインのページでは倉石農園も体験農場として挙げています。
- Q入園料はいくらですか?
- A
ながの観光コンベンションビューローの掲載では、町のや園が大人400円(入園食べ放題)、りんご狩りの直売成田園と千曲園が大人300円です。ただし成田園は、園の公式サイトが2025年から入園料をお1人様500円としており、300円は値上げ前の金額です。持ち帰りは1kg 600円。千曲園は「お土産篭1,200円からの購入をお願いします(入園のみは受付不可)」と条件が付いています。当サイトが調べた県内の他エリア(松井農園1,200円、マルダイ大場農園900円)と比べると安い水準です。ただしマルダイ大場農園は90分の園内食べ放題なので、料金に含まれるものが違います。
- Q食べ放題の園はありますか?
- A
町のや園です。ながの観光コンベンションビューローは入園料を「400円 入園食べ放題」と記載しています。営業は9月中旬〜12月上旬の9:00〜16:30、住所は長野市赤沼2424-3、電話026-296-9236です。ほかの園については食べ放題かどうかの記載がないため、電話で確認してください。
- Q電車で行けますか?
- A
ながの観光コンベンションビューローのアップルラインのページは「JR豊野駅下車、徒歩またはタクシー」と案内しています。車の場合は須坂長野東ICから約20分、信州中野ICから約10分です。長野市街地・善光寺方面からも近いため、観光と組み合わせやすいエリアです。
- Qサンふじを狩るならいつ行けばいいですか?
- A
10月以降です。小諸市の松井農園が公開している品種カレンダーでは、サンふじは最晩生種で10月から翌2月まで。9月に行ってもサンふじは狩れません。アップルラインでは町のや園が12月上旬まで、千曲園が12月25日まで(2024年シーズンの案内)営業しているため、サンふじの時期に間に合います。ただし実際に狩れる品種は園によって異なるので、予約時に確認してください。
まとめ|同じ入園料でも中身が違います
- 食べ放題で安く → 町のや園(入園400円・食べ放題)
- お土産も買うつもり → 千曲園(入園300円+お土産篭1,200円〜)
- サンふじ狙い → 10月以降(12月まで開く園を選ぶ)
- 電車で行く → JR豊野駅から徒歩またはタクシー
- 成田園は → 公式が入園500円(2025年〜)。観光公式の掲載は300円のまま
アップルラインは「入園料の安さ」で選ぶエリアです。ただし安さの中身は園ごとに違うので、出かける前に電話で確認しておくと確実です。
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