キウイ狩りは、ほかの果物狩りと料金の形がちがいます。分かれ方は、食べ放題・持ち帰り込み・量り売りの3タイプです。
この記事では6園を、料金の形・持ち帰れる量・狩れる時期の3つで比べます。東京・埼玉・千葉・群馬の関東4園と、静岡・愛知の2園です。入園料なしで1kg700円の園から、一年中キウイを食べ比べできる園まであります。
- 料金の形が3タイプに分かれること
- 1kg単位の量り売りで買う園が3園あること(うち1園は入園料も必要)
- 狩れる時期が園によって2〜3週間から3か月半までちがうこと
- 一年中キウイを食べ比べできる園があること
- 持ち帰りの量がどれくらいか
6園の実額をまとめて比べる
| 農園 | 大人 | 中身 | 時期 |
|---|---|---|---|
| 澤登キウイ園 東京・国立 | 1kg 700円 | 入園料なしの量り売り | 10月下旬〜11月上旬 |
| 平野観光農園 埼玉・上尾 | 1kg 800円〜 | 量り売り もぎ取った分だけ精算 | 10月〜11月 |
| 初清園 千葉・松戸 | 800円 | 入園料+お土産のジャム 持ち帰りは1kg 1,000円 | 10月中旬頃〜 無くなり次第終了 |
| キウイフルーツカントリーJapan 静岡・掛川 | 1,600〜1,800円 | 食べ放題つき 摘んだ分は別途買取 | 食べ放題は一年中 収穫は10月1日〜1月中旬 |
| 田中農園 内海フルーツ村 愛知・南知多 | 1,800円 | みかんとのセット | 10月上旬〜12月中旬 |
| 希望の丘農園 群馬・高崎 | 2,500円 | 持ち帰り1kg+ソフトクリーム | 10月下旬〜12月上旬 |
安い順に並べましたが、中身がまったく違うので単純な比較はできません。何が欲しいかで選ぶ形になります。
1. 澤登キウイ園(東京・国立)|入園料なしの量り売り
東京都内でキウイ狩りができる農園です。有機無農薬で育てていて、緑色と黄色のキウイがあります。
入園料を取らないので、狩った分だけ払える
もぎ取り1kgが700円で、中玉なら10個ほどです。100g単位の70円でも量れるので、少しだけ試すこともできます。
| 入園料 | なし |
| もぎ取り | 1kg 700円/100g 70円 |
| 時間 | 10時〜16時 |
| 予約 | 不要 |
| 駐車場 | なし |
| 休み | 雨天のみ(ほかの日は無休) |
JR国立駅南口から徒歩18分、矢川駅から17分です。駐車場がないので、車なら近くのコインパーキングを使います。
「果実がなくなり次第終了」の園です。2025年度は10月20日に開園して11月3日で終わり、前年も11月4日で終わりました。2026年度の開園日はまだ公式サイトに出ていないので、10月に入ったら開園のお知らせを見てから予定を立てると空振りしません。行くなら10月下旬が確実です。
2. 平野観光農園(埼玉・上尾)|キウイ狩りとさつまいも掘りが選べる
平野観光農園は、埼玉県上尾市でキウイ狩りとさつまいも掘りの2つの収穫体験ができる農園です。狩れるのはヘイワードという緑色のキウイで、もぎ取った分を1kg単位で量って精算します。入口では看板のヤギが出迎え、直売所には秋の野菜も並ぶので、収穫体験のあとに買い物までまとめられます。
営業は14時まで。午前のうちに着いておこう
最寄りはJR北上尾駅で、駅から車で7分。無料の駐車場があるため車で行きやすい園ですが、営業時間は10時から14時までと短く、キウイ狩りそのものに1時間ほどかかります。午前のうちに着く予定で組んでおくと安心です。
摘めるのは10月から11月で、キウイの生育の様子によって期間が延びることもあります。さつまいも掘りも秋に開かれるため、子どもと行って土を掘る体験まで足したいなら、2つ合わせて予定を立てられます。
3. 初清園(千葉・松戸)|入園料にお土産のジャムが付く
初清園は、梨とぶどうを育てる千葉の果樹園で、秋にはキウイフルーツのもぎ取り体験も開きます。摘めるのは緑色のヘイワード、黄色のゴールド、りんごのような丸い形のアップルの3品種です。入園料にはお土産のジャムが1個付き、梨・ぶどう・キウイのどれかを選べます。
入園料と量り売りの2段構え
料金は、3歳以上のひとり分の入園料と、摘んだキウイの量り売りに分かれます。入園料にはジャムと消費税が入り、0歳から2歳までは無料ですが、そのかわりジャムは付きません。摘んだキウイは品種を問わず1kgいくらで量り、入園料とは別に現地で現金で払う形です。食べ放題ではないので、摘んだキウイは持ち帰って追熟させます。
公式サイトは梨狩り・ぶどう狩りと梨の通販の案内で、キウイについては記載がありません。開園期間も8月中旬頃から10月上旬頃までで、キウイの時期は入っていません。もぎ取りはこれとは別に、10月中旬頃から実りがなくなるまでの予約プランとして開かれます。行くと決めたら、先に予約枠の期間を確かめてください。
京成松戸線のくぬぎ山駅から徒歩8分で、電車だけで行けるキウイ狩りです。所在地は松戸市ですが、園自身は鎌ケ谷市の観光農園として名乗っています。駐車場はあるものの満車になりやすく、園も公共交通機関をすすめています。所要時間は30分ほどと短いので、リードをつけて犬を連れ、短時間で切り上げる使い方もできます。
4. キウイフルーツカントリーJapan(静岡・掛川)|食べ比べは一年中
約85品種のキウイを育てる、日本最大級を掲げる体験型の農園です。キウイ狩りができる園としては例外的に、入園料に食べ比べ放題が一年中付きます。
入園料だけでキウイを食べ比べられる
入園料に食べ放題が含まれます。約85品種のなかから食べごろに追熟させたキウイが並び、その日に食べ比べできる顔ぶれは在庫と熟成の具合で入れ替わります。狙っている品種があるなら、出かける前に公式サイトのトップページで当日の品種を見ておくと確実です。
| 区分 | 10月〜5月 | 6月〜9月 |
|---|---|---|
| 大人(中学生以上) | 1,800円 | 1,600円 |
| こども・シニア 3歳以上/70歳以上 | 1,500円 | 1,300円 |
| 2歳以下 | 無料 | 無料 |
| ペット | 300円 | 300円 |
一年中できるのは、この追熟させたキウイの食べ比べです。畑での収穫体験は10月1日から1月中旬までなので、木から自分で採りたいならこの期間に合わせて出かけることになります。予約は要りませんが、摘んだキウイは全て買い取りで、入園料とは別に1個30円から400円かかります。品種によって単価が違うので、たくさん持ち帰るつもりなら受付で単価を見てから採りはじめると安心です。
ペットも入園できる園です。バーベキューやキャンプもでき、キウイ狩りだけで行く場所ではありません。
営業は平日9時から16時、土日祝は16時半までです。定休は毎週木曜で、1月10日から3月20日は水曜も休みになります。どちらも祝日なら開いています。
5. 田中農園 内海フルーツ村(愛知・南知多)|みかんとセット
南知多町の観光農園で、みかん狩りとキウイ狩りのセットがあるため、2種類を1日で狩れます。
| みかん+キウイ | 大人1,800円/小人1,200円/幼児500円 |
| みかん狩りのみ | 大人1,300円/小人700円/幼児500円 |
| お土産 | セットは小人も付き |
| 期間 | 10月上旬〜12月中旬 |
みかん狩りだけとの差額で見ると、キウイの分は500円です。愛知でみかんもキウイも狩りたいなら、この1園で1日にまとめられます。

6. 希望の丘農園(群馬・高崎)|持ち帰り1kgとソフトクリーム付き
高崎市の農園で、レインボーレッドという品種を狩れます。黄緑色の果肉に赤い色素が入り、酸味が少なく甘いキウイです。
値段は高めでも、持ち帰る量が多い
大人2,500円で1kg(11〜13個)、子ども1,500円で500g(6〜7個)を持ち帰れます。つぶべりーソフトクリームも付きます。
1kgあたりで見ると澤登キウイ園より高くなりますが、ソフトクリームと収穫体験が込みの値段です。
予約推奨の園で、受付は10時から14時、利用できるのは16時までです。予約をしていなくても、当日14時までに農園に着けばキウイ狩りができます。先に予約しておくなら締め切りは利用日前日の15時で、電話かメールで申し込めます。
希望の丘農園の入園料は2026年の額です。澤登キウイ園は1kg700円という単価を出していますが、年度の記載はありません。田中農園の料金は南知多町観光協会のみかん狩りのページに出ている額で、愛知県の観光サイトは、同じみかん狩りを大人1,100円と別の額で載せています。出かける前に、行く園の案内を確かめてください。
キウイ狩りに行く前に知っておきたいこと
狩ってすぐは食べられない
キウイは木の上で熟しません。収穫したあとに追熟させる果物なので、持ち帰ってから食べ頃を待ちます。
その場で食べたいなら、園があらかじめ追熟させておいたキウイを出す食べ放題の園を選ぶのが確実です。
狩れる期間は園によって3か月ちがう
6園のなかで摘める期間がいちばん長いのはキウイフルーツカントリーJapanで、10月1日から1月中旬まで収穫できます。次に長いのが田中農園の10月上旬から12月中旬まで。希望の丘農園は10月下旬から12月上旬まで続きます。残る3園は11月で終わり、澤登キウイ園が11月上旬まで、平野観光農園が11月中旬まで、初清園は実りがなくなり次第の終了です。同じキウイ狩りでも、摘める幅は2〜3週間の園から3か月半の園まで。行きたい月が決まっているなら、その月に摘める園から選ぶほうが早く決まります。
澤登キウイ園は「果実がなくなり次第終了」なので、11月に入ってから行くなら電話で残りを確かめておくと空振りになりません。11月下旬から12月に狩りたいなら、期間の長いキウイフルーツカントリーJapanか希望の丘農園、田中農園を選ぶ形になります。
よくある質問
- Qキウイ狩りの時期はいつですか?
- A
園によって幅があり、この記事の6園では10月1日から1月中旬までのどこかです。いちばん遅くまで摘めるのは静岡のキウイフルーツカントリーJapanで、一年中キウイを食べ比べでき、畑での収穫体験は10月1日から1月中旬まで。次が愛知の田中農園の12月中旬まで、群馬の希望の丘農園の12月上旬まで。東京の澤登キウイ園は11月上旬、埼玉の平野観光農園は11月中旬、千葉の初清園は実りがなくなり次第の終了なので、この3園は11月のうちに出かけることになります。
- Q狩ったキウイはすぐ食べられますか?
- A
食べられません。キウイは収穫後に追熟する果物で、狩った直後は硬くて酸っぱいままです。持ち帰って数日から2週間ほど置きます。その場で食べたいなら、園が追熟させたものを出す食べ放題の園を選んでください。
- Q東京でキウイ狩りはできますか?
- A
できます。国立市の澤登キウイ園が有機無農薬でキウイ狩りをしています。入園料はなく、もぎ取り1kg700円の量り売りです。駐車場がないので、JR国立駅か矢川駅から歩くことになります。
- Q予約は必要ですか?
- A
園によります。群馬の希望の丘農園は予約推奨で、予約なしでも当日14時までに着けばキウイ狩りができます。東京の澤登キウイ園は予約不要です。静岡のキウイフルーツカントリーJapanも入園の予約はいらず、キウイの食べ放題だけならそのまま入れます。埼玉の平野観光農園と千葉の初清園は、日時を決めて事前に申し込んでから行く形です。
まとめ|欲しいものから園を選ぶ
- 安く少しだけ → 澤登キウイ園(1kg700円・入園料なし)
- 車で行って狩った分だけ買いたい → 平野観光農園(埼玉・上尾)
- 電車だけで行きたい・犬と行きたい → 初清園(千葉・松戸)
- その場で食べたい → キウイフルーツカントリーJapan(食べ放題つき)
- 時期を外して行きたい → キウイフルーツカントリーJapan(食べ比べは一年中・木曜定休)
- みかんも狩りたい → 田中農園 内海フルーツ村(セット1,800円)
- たくさん持ち帰りたい → 希望の丘農園(大人2,500円で1kg+ソフトクリーム)
狩れる期間は園によって2〜3週間から3か月半までちがうので、行く園を決めてから、その園の期間に合わせて日程を押さえてください。
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