関東のみかん狩りは、調べてみると入園料300円から800円まで幅があります。値段だけでなく、仕組みそのものが県で違います。
千葉には30分の食べ放題があり、湯河原は案内所で受け付ける組合方式、埼玉の東秩父は園によって1時間制です。この記事では神奈川・埼玉・千葉の8か所を、入園料と時間の決め方で比べます。
- 関東のみかん狩りの実額(300〜800円)を県別に比べられること
- 「食べ放題」の中身が県で違うこと
- 2026年の日程が出ている場所はどこか
- 電車で行きやすいのはどこか
実額で比べる|300円から800円まで
大人の入園料を安い順に並べます。同じ園でも市町村の案内と園の公式サイトで額が違うことがあるので、気になる園は出かける前に確かめておきましょう。
| 場所 | 大人の入園料 | 中身 |
|---|---|---|
| 丸久園 神奈川・小田原 | 300円 | お土産つきは900円 |
| 大内沢の4園 埼玉・東秩父 | 400円〜 | 1時間食べ放題は2園 見晴園と美門園 |
| オーランジェ・ガルデン 神奈川・小田原 | 500円 | 未就学児は無料 土日祝は60分制 |
| 湯河原みかん狩り組合 神奈川・湯河原 | 500円 | 食べ放題・予約不要 |
| 千倉オレンジセンター 千葉・南房総 | 500円 | 10月から4月まで 温州みかんは1月31日まで |
| 道の駅 三芳村 鄙の里 千葉・南房総 | 600円 | 30分食べ放題 小学生以下400円 |
| きのこ苑 お山のたいしょう 神奈川・小田原 | 700円 | 小学生500円・幼児300円 水曜と木曜は定休日 |
| 風布・小林みかん山 埼玉・寄居 | 800円 | 試食自由+お土産付き |
いちばん安い300円は持ち帰りが別料金、いちばん高い800円はお土産込みです。単純な高い安いではなく、形の違いです。
神奈川|小田原は安く、湯河原は仕組みが独特
小田原の根府川・江之浦には、農園まで自分の車で行ける園が4つあります。大人の入園料は丸久園の300円から、きのこ苑 お山のたいしょうの700円まで開きます。ただしきのこ苑は水曜と木曜が定休日で、オーランジェ・ガルデンは土日祝だけが60分制です。料金だけでなく、行く曜日も合わせて決めると失敗しません。
湯河原は農園に直接行けません。案内所で受付して農園へ送迎される組合方式で、2026年は10月10日から12月17日までです。

小田原と湯河原はどちらも県西部です。神奈川では横浜市・伊勢原市・横須賀市でもみかんを狩れるので、都心から電車で向かうなら、そちらのほうが近くなります。

埼玉|400円からの東秩父と、お土産付き800円の寄居
東秩父村の大内沢は、北限のみかん産地として知られる山あいの4園です。入園料は小学生以上400円から、園児200円からで、1時間の食べ放題をうたっているのは見晴園と美門園の2園です。時間を決めて回りたいなら、この2園を選ぶと予定を立てやすくなります。開園日は出典で分かれています。村の案内は4園まとめて「10月 第3日曜日」で、2026年は10月18日にあたります。埼玉県の園紹介は10月下旬、見晴園の公式は2026年度を10月25日開園予定としています。10月のうちに行くなら、開いているかを園へ確かめてから出かけましょう。
寄居町の風布・小林は400年以上の歴史がある産地で、4才以上800円に園内の試食とお土産が含まれます。期間は10月20日から12月中旬ですが、寄居町も寄居町観光協会も年を書いていません。観光協会は「みかんの育ち具合等の理由により多少の前後があります」とも添えています。10月下旬より前に行くなら、各園へ確かめてから出かけると空振りしません。

千葉|30分の食べ放題と、4月まで柑橘が狩れる千倉
千葉には30分という区切りがあります。道の駅 三芳村 鄙の里で受け付けている三平まさのぶ農園が、大人600円・小学生以下400円の30分食べ放題で、10月中旬から12月中旬までです。時間は短めですが、かかる時間が先に読めるので、道の駅での買い物や食事とまとめて回りたいときに組み込みやすくなります。
千倉オレンジセンターは2026年10月1日から2027年4月30日まで無休です。この記事で比べた中では、開いている期間がいちばん長い場所です。入園料は大人500円(中学生から)、小人300円(3歳から)で、年末年始も営業します。ただし狩れる柑橘は時期で入れ替わり、温州みかんは1月31日までで、2月1日からはハッサクや甘夏、清見、はるみです。レモンだけは10月1日から4月30日まで通して狩れるので、春に行っても手ぶらにはなりません。

2026年の日程が出ているのは3か所
年を明記して今季の日程を出しているのは、湯河原と東秩父の見晴園、そして千葉の千倉オレンジセンターです。寄居の「10月20日〜12月中旬」のように、年を書かずに例年の時期だけを載せている場所もあります。10月に行くなら、園へ確かめてから出かけましょう。
| 場所 | 2026年の日程 |
|---|---|
| 千倉オレンジセンター 千葉・南房総 | 10月1日〜翌4月30日 温州みかんは1月31日まで |
| 湯河原みかん狩り組合 神奈川・湯河原 | 10月10日〜12月17日 案内所の開設期間 |
| 見晴園 埼玉・東秩父 | 10月25日開園予定 村の案内は10月18日 |
行き方で選ぼう
電車なら湯河原が楽です。湯河原駅から案内所まで送迎があります。寄居は秩父鉄道の波久礼駅から、小林みかん山まで徒歩約30分、風布みかん山までは約40分かかります。
車なら、埼玉の2産地は花園ICから20〜30分です。東秩父の大内沢が約20分、寄居の小林みかん山が約25分、風布みかん山が約30分と幅があります。千葉の南房総はアクアライン方面から回れます。
よくある質問
- Q関東で一番安いみかん狩りはどこですか?
- A
この記事で比べた8か所では、小田原の丸久園が大人300円でいちばん安く済みます。ただし持ち帰りは別料金で、お土産つきのネットにすると大人900円、小人800円です。未就学のお子さん連れなら、同じ小田原のオーランジェ・ガルデンが未就学児無料なので、家族の合計ではこちらが下がることもあります。丸久園の300円は小田原市の案内にある額です。同じ案内に並ぶきのこ苑 お山のたいしょうとオーランジェ・ガルデンの額は、園の公式サイトより古いまま残っています。出かける前に確かめておくと安心です。
- Q食べ放題の時間はどこが長いですか?
- A
時間の区切りがはっきりしているのは、東秩父・大内沢の見晴園と美門園の1時間と、千葉・三芳村の30分です。小田原のオーランジェ・ガルデンも土日祝だけは60分制になります。湯河原と千倉オレンジセンターは時間を決めずに食べ放題、寄居は「園内試食自由」という形で、どちらも時間の定めがありません。ゆっくり過ごしたいなら、こちらが向いています。
- Qいつからいつまで狩れますか?
- A
始まりは場所によって開きがあり、千倉オレンジセンターの10月1日から東秩父・見晴園の10月25日まで、3週間以上のずれがあります。終わりは12月中旬から下旬が多いなか、千倉オレンジセンターだけは4月30日まで営業します。ただし温州みかんを狩れるのは1月31日までで、2月以降はハッサクや甘夏、清見に切り替わります。年末年始にみかんを狩りたいならここ、春に行くなら狩れる柑橘が変わることを見込んでおきましょう。
- Q予約は必要ですか?
- A
個人なら予約が要らない場所が多いです。湯河原は案内所に直接行けばよく、千倉オレンジセンターも予約は要りません。東秩父の見晴園は15名以上が予約制です。団体やバスで行くなら、湯河原・見晴園・千倉・三芳村のいずれも事前の連絡が必要です。小田原のオーランジェ・ガルデンは10名以上で事前の問い合わせが要るので、人数が増えそうなときは先に問い合わせておきましょう。園ごとの細かい条件は、各県の記事にまとめています。
まとめ|何を優先するかで県が決まる
- とにかく安く → 小田原(丸久園300円)
- 小さい子を連れて行く → 小田原のオーランジェ・ガルデン(未就学児は無料)
- 時間を決めて食べ放題 → 東秩父・大内沢の見晴園か美門園(入園料400円から・1時間)
- 電車で行きたい → 湯河原(駅から案内所へ送迎)
- 手ぶらでお土産まで → 寄居(800円・お土産付き)
- 冬や春に行きたい → 千葉・千倉(4月30日まで営業。ただし温州みかんは1月31日までで、2月以降は甘夏・清見などに切り替わります)
昨季の寄居では、風布地区が12月中旬に先に終わり、小林地区はのぼり旗を出している園が営業を続けていました。終わる時期は年によって前後するので、12月以降に行くなら出発前に各園へ確かめておきましょう。
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