三重のみかん狩りは、県内のどこへ行っても同じ時期にできるわけではありません。多気町の園が10月の上旬に開くいっぽうで、熊野市の園が開くのは10月31日。南伊勢町と津市の園を合わせると、開く日は1か月ほどのあいだに散らばっています。
狩れる場所は県内に5か所で、多気町・南伊勢町・津市・熊野市の4つの市町に分かれています。入園料には園によって開きがあり、高い園ではおみやげのみかんも値段のうちに入ります。そして11月のうちに終わる園が3つあるので、12月に入ってから動けるのは2か所だけです。
この記事では、5か所それぞれの開く期間と入園料、休みの日を並べています。名前がよく似た施設が多気町に2つあることも整理したので、10月のうちに狩りたい人も、年の暮れまで待つ人も、向かう先を決められます。
三重でみかん狩りができるのは5か所
三重でみかん狩りを案内しているのは、多気町のごかつら池ふるさと村、南伊勢町の里の駅 ないぜしぜん村、津市の津市観光みかん組合とねりき園、熊野市の金山パイロットファームです。まずは5か所の市町と今季の期間、大人の入園料、休みを並べて、どこへ向かうかを決めるところから見ていきましょう。
| 園 | 市町 | 今季の期間 | 入園料(大人) | 休み |
|---|---|---|---|---|
| ごかつら池ふるさと村 | 多気町 | 10月上旬〜11月下旬(2025年度の表記) | 1,400円 | なし(雨天中止の場合あり) |
| 里の駅 ないぜしぜん村 | 南伊勢町 | 10月16日〜12月中旬 | 1,800円 | 木曜 |
| 津市観光みかん組合 | 津市 | 10月20日〜11月30日 | 1,400円〜 | 記載なし |
| ねりき園 | 津市 | 例年10月下旬〜12月下旬 | 1,000円 | 雨天は休園 |
| 金山パイロットファーム | 熊野市 | 10月31日〜11月下旬ごろ | 1,800円 | なし(期間中は毎日) |
大人の入園料には園ごとの開きがありますが、含まれているものも違うので、額だけを見比べても決まりません。食べ放題だけの園と、持ち帰るぶんのみかんまで付く園があるからです。
休みの入り方もそろっていません。木曜が休みなのは里の駅 ないぜしぜん村、雨の日に閉めるのはねりき園で、金山パイロットファームは期間中なら毎日開いています。そのため、平日に行くか雨の日をはさむかで、行ける園が入れ替わると考えておきましょう。
開く時期は1か月ほどずれます
5か所はどれも10月のうちに開きますが、いちばん早い園といちばん遅い園では1か月ほど離れています。終わる時期も11月下旬から12月下旬までばらけているので、出かける月を決めてから園を選ぶほうが早いはずです。
先に開くのは多気町、続いて南伊勢町
先に開くのは多気町のごかつら池ふるさと村で、期間は10月上旬から。ただしこの期間はページに2025年度として書かれているもので、今季の日付ではありません。それでも2026年10月17日に10月20日の休園のお知らせが出ているため、2026年のみかん狩りもすでに始まっています。
続いて10月16日に開くのが、南伊勢町の里の駅 ないぜしぜん村です。つまり10月の前半に狩れるのは多気町のごかつら池ふるさと村だけで、16日を過ぎると南伊勢町も選べるようになりますね。
10月の後半に津市と熊野市が加わります
津市観光みかん組合は10月20日から、同じ津市のねりき園は例年10月下旬から。そして熊野市の金山パイロットファームが2026年10月31日に開くと、5か所すべてで狩れるようになります。
つまり、月末まで待てば行き先の選択肢がいちばん広くなります。料金や家からの行きやすさで選びたいなら、10月の終わりから11月にかけて日を決めるのが組みやすい時期でしょう。
11月で終わる園が3つ、12月まで続く園が2つ
11月のうちに終わるのは、多気町のごかつら池ふるさと村、津市観光みかん組合、熊野市の金山パイロットファームの3か所です。ごかつら池ふるさと村は11月中旬を過ぎると収穫量が減って急に閉じることもあると案内しているので、11月の後半に多気町へ向かうなら園へ確かめてから出かけましょう。
いっぽう12月に狩れるのは、12月中旬までの里の駅 ないぜしぜん村と、例年12月下旬までのねりき園の2か所だけ。年内にみかんを狩っておきたいなら、南伊勢町か津市のどちらかに決めることになります。
ごかつら池ふるさと村(多気郡多気町)
ごかつら池ふるさと村は、多気町の五桂池のほとりにある観光施設で、早生みかんの食べ放題におみやげが付いたみかん狩りを開いています。受付はマルシェグランマの2階にあり、その日に着いてから申し込めます。
決まった休みはありませんが、雨の日は中止になることがあります。開いているのは10時から15時までと短めなので、午前のうちに着いておくと余裕をもって狩れますよ。
期間は2025年度、入園料は令和8年度の表記です
みかん狩りのページには、期間が10月上旬から11月下旬までと2025年度として書かれていて、入園料のほうだけが令和8年度の額に更新されています。同じページの中で年度の表記が分かれているため、期間は今季の日付として読めません。
とはいえ、2026年10月17日には10月20日の休園のお知らせが出ています。すでに開いていることは確かなので、行く日が決まったらその日が狩れるかどうかだけを園へ確かめれば足ります。
11月中旬以降は急に閉じることもあります
11月の中旬を過ぎると収穫量が減るため、急に閉園することもあると園が案内しています。だから、多気町でみかんを狩るなら11月の前半までに日を決めてしまうほうが空振りしにくいでしょう。
| 住所 | 三重県多気郡多気町(番地は記載なし) |
|---|---|
| 営業時間 | 10時〜15時 |
| 休み | なし(雨天中止の場合あり) |
| 申し込み | マルシェグランマ2階(当日も可) |
| 入園料に含まれるもの | 早生みかんの食べ放題・おみやげ |
| 駐車場 | 記載なし |
| 電話 | 0598-67-6196 |
| 公式サイト | https://gokatsura.com/activity/mikangari/ |
里の駅 ないぜしぜん村(度会郡南伊勢町)
里の駅 ないぜしぜん村は、五ヶ所湾の潮風が届く果樹園でみかんを狩れる南伊勢町の施設です。入園料には持ち帰るぶんのみかんが1キログラムまで含まれているので、園内で食べたあとに手ぶらで帰らずに済みます。
受付は10時から16時までで、休みは木曜。みかん狩りの客が使うのは海側の駐車場なので、着いたら海のほうの区画へ車を入れましょう。大型バスも停められる広さがあります。
期間は10月16日から12月中旬までと、三重では長いほうです。そのため、11月の木曜をうっかり選ばなければ、秋のあいだのどこでも日を合わせやすい園といえます。
車いすでみかん狩りができるのはここだけ
みかん狩り用の車椅子スペースがあり、障害者トイレもそろっています。5か所のなかで、車いすでの狩りに向けた設備を案内しているのはこの園だけです。
しかも福祉施設からの利用は、人数を問わず1人100円引きになります。車いすの家族と一緒に出かけるなら、三重ではまずここを候補に置くことになりますね。
| 住所 | 三重県度会郡南伊勢町(番地は記載なし) |
|---|---|
| 営業時間 | 受付 10時〜16時 |
| 休み | 木曜 |
| 申し込み | 電話 |
| 入園料に含まれるもの | みかん1キログラムまでのおみやげ |
| 駐車場 | 30台ほど(大型バス可・海側を利用) |
| 電話 | 0599-67-8100 |
| 公式サイト | https://naize.net/mikangari/ |
津市観光みかん組合(津市大里窪田町)
津市観光みかん組合は、津市大里窪田町で3戸の農家が一緒に運営しているみかん園です。1軒の農園ではなく組合の形で40年以上みかん狩りを続けていて、三重県の「みえの安心食材」にも登録されています。
入園料には2時間の食べ放題とお土産が含まれます。開いているのは9時から16時までで、期間は10月20日から11月30日まで。駐車場は無料なので、車で向かっても停める場所の心配はいりません。
なお、休みの曜日は案内に出ていません。平日に向かうつもりなら、別の日も候補に入れておくと空振りしにくいでしょう。
| 住所 | 三重県津市大里窪田町7番地 |
|---|---|
| 営業時間 | 9時〜16時 |
| 休み | 記載なし |
| 申し込み | 園へ確認 |
| 入園料に含まれるもの | 2時間の食べ放題・お土産 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| 電話 | 記載なし |
ねりき園(津市安濃町)
ねりき園は、津市安濃町でみかん狩りと柿狩り、栗拾いの3つを開いている農園です。入園料は園内のみかんが食べ放題で、5か所のなかではいちばん安く収まります。
みかん狩りの期間は例年10月下旬から12月下旬まで。三重でいちばん遅くまで狩れる園なので、年末に近い時期に動くならここが候補になります。期間中は店での直売もしているため、狩ったあとに買い足して帰ることもできます。
雨の日は休園になります
雨が降った日は休園する園なので、天気を見てから日を決める必要があります。狩れるのは日中のあいだだけですから、予報が崩れそうな日は前の週に候補日を2つ用意しておくと動きやすいですね。
| 住所 | 三重県津市安濃町安濃2630 |
|---|---|
| 営業時間 | 9時〜16時 |
| 休み | 雨天は休園 |
| 申し込み | 園へ確認 |
| 入園料に含まれるもの | 園内のみかんの食べ放題 |
| 駐車場 | 記載なし |
| 電話 | 059-268-3377 |
| 公式サイト | https://nerikien-1.jimdosite.com |
金山パイロットファーム(熊野市金山町)
金山パイロットファームは、熊野市金山町でみかん狩りを開いている観光農園です。受付をするのは観光農園と直売所をかねた「くまのParadise」で、駐車場も同じ場所にあります。
2026年の期間は10月31日から11月下旬ごろまでで、みかん狩り場の果実が無くなり次第終わります。期間に入れば毎日開いていて、時間は9時30分から16時まで。入園料にはお土産袋が付きます。
三重でいちばん遅く開く園です
5か所のなかで開くのがいちばん遅く、今季は10月31日から。その告知は2026年8月25日に出ています。10月に熊野へ行っても月末までは狩れないので、熊野市を目指すなら11月に日を取るのが確実です。
終わる日は決まっておらず、みかんが無くなった時点で閉じます。そのため、11月の後半に向かうつもりなら、前の週に残っているかを園へ確かめておくと空振りしません。
ペットの同伴はご遠慮の案内が出ています
この園は、ペットの同伴をご遠慮いただきたいと案内しています。犬と一緒に出かける予定なら、行き先の候補から外して考えることになります。
| 住所 | 三重県熊野市金山町2231-5 |
|---|---|
| 営業時間 | 9時30分〜16時 |
| 休み | なし(期間中は毎日) |
| 申し込み | 直売所「くまのParadise」 |
| 入園料に含まれるもの | お土産袋 |
| 駐車場 | 普通車54台・大型バス3台 |
| 電話 | 0597-89-1020 |
| 公式サイト | https://www.kanayamapilotfarm.com/mikangari |
料金の差は、おみやげが入園料に入っているかどうか
大人の入園料は園によって開きがありますが、その額で手に入るものも園ごとに違います。安いほうを選ぶ前に何が含まれているかを見ておくと、決めやすくなりますよ。
いちばん安いねりき園は、園内のみかんが食べ放題という内容です。反対にいちばん高い里の駅 ないぜしぜん村と金山パイロットファームは、どちらも持ち帰るぶんのみかんが入園料に入っていて、ないぜしぜん村は1キログラムまで、金山パイロットファームはお土産袋という形になります。
中ほどのごかつら池ふるさと村と津市観光みかん組合は、食べ放題とおみやげの両方が案内されています。だから、帰りに別でみかんを買うつもりがないなら、おみやげが含まれる園のほうが結局そろえやすいでしょう。
子どもの入園料は園ごとに区分が違います
子ども料金の区切りは、小学生で分ける園と3歳で分ける園の2通りです。ごかつら池ふるさと村にはおみやげの付かない安いほうの区分もあるので、園内で食べるだけでよければそちらを選べます。
| 園 | 子どもの入園料 |
|---|---|
| ごかつら池ふるさと村 | 3才以上1,200円・おみやげなし900円 |
| 里の駅 ないぜしぜん村 | 小学生1,500円・幼児600円(おみやげなし) |
| 津市観光みかん組合 | 記載なし |
| ねりき園 | 小人900円 |
| 金山パイロットファーム | 3歳以上1,300円 |
団体で行くなら3か所に割引があります
人数をまとめて申し込むと安くなる園が3つあります。里の駅 ないぜしぜん村は20名以上で1人100円引き、金山パイロットファームは15名以上で大人1,500円・小人1,000円になり、ごかつら池ふるさと村は50名以上の割引を案内しています。
人数の下限は15名から50名までと幅があるので、集まる人数が先に決まっているなら、それに合う園から選ぶほうが手間がかかりません。なお里の駅 ないぜしぜん村は、福祉施設からの利用なら人数を問わず1人100円引きです。
名前がよく似た施設が多気町に2つあります
多気町には、みかん狩りができるごかつら池ふるさと村のすぐ横に、五桂池ふる~つ村という別の施設があります。読みも字面も近いため、調べているうちに混ざりやすい2つです。
五桂池ふる~つ村は「旧 五桂池ふるさと村 いちご狩り園」として自ら名乗っている施設です。場所はごかつら池ふるさと村の横で、2026年もいちご狩りやメロン狩りの告知を出しています。
| 項目 | ごかつら池ふるさと村 | 五桂池ふる~つ村 |
|---|---|---|
| 位置 | 五桂池のほとり | ごかつら池ふるさと村の横 |
| 2026年のみかん狩り | 開催中 | 告知は出ていない |
| いちご・ブルーベリー・メロン狩り | 行っていない | 2026年の開始と終了を告知 |
五桂池ふる~つ村のお知らせ欄には、2026年のいちご狩りやブルーベリー狩り、メロン狩りの開始と終了が出ているいっぽうで、みかん狩りの告知は1件も出ていません。多気町でみかんを狩るつもりなら、向かう先はごかつら池ふるさと村のほうになります。
なお、ごかつら池ふるさと村のほうは、いちご狩り・ブルーベリー狩り・メロン狩りを行っていないと自ら案内しています。つまり、みかんを狩りたいならごかつら池ふるさと村、いちごやメロンを狩りたいなら隣の五桂池ふる~つ村という分かれ方で覚えておけば取り違えません。
条件で選ぶなら
行ける日や連れて行く家族の事情が先に決まっている場合は、条件から園を絞るほうが早く決まります。車いす・ペット・雨の日・当日の受付という4つの条件で、当てはまる園を並べました。
| 条件 | 当てはまる園 |
|---|---|
| 車椅子スペースと障害者トイレ | 里の駅 ないぜしぜん村 |
| ペットの同伴 | 金山パイロットファームはご遠慮の案内 |
| 雨の日 | ねりき園は休園/ごかつら池ふるさと村は中止の場合あり |
| 当日の受付 | ごかつら池ふるさと村(マルシェグランマ2階) |
その日の思いつきで動くなら、当日に受付ができるごかつら池ふるさと村が向いています。雨の予報が出ている日も、前の日までに決めずに済むので、空が晴れた日に合わせて出かけられますね。
表に名前がない園は、その条件について案内に書かれていないという意味です。どうしても外せない条件があるなら、行き先を決める前に園へ確かめておくと当日に慌てません。
よくある質問
最後に、高速道路からの行き方と小さい子どもの扱い、園内での傘について、記事を読んだあとにも残りやすい3つをまとめました。
- Q車で行くなら、どのインターチェンジからが近いですか?
- A
津市の2か所は、どちらも伊勢自動車道の芸濃インターチェンジから車で約10分です。津市観光みかん組合はバス停「三重病院」で降りて徒歩約5分の場所にもあたるので、車でもバスでも向かえます。
- Q3歳より小さい子どもも一緒に入れますか?
- A
里の駅 ないぜしぜん村は2歳以下が無料、ねりき園は3歳未満の未就園児が無料です。金山パイロットファームも3歳未満の子どもが利用できますが、お土産袋は付きません。年齢の区切りは園ごとに違うので、下の子の年齢を先に当てはめてから園を選ぶと計算しやすくなります。
- Q金山パイロットファームで日傘はさせますか?
- A
園内では雨傘と日傘の使用をご遠慮いただきたいと案内されています。日差しが気になる日は、傘ではなく帽子を用意して出かけるのがおすすめです。
まとめ
三重でみかん狩りをするなら、出かける月で行き先がおおよそ決まります。いちばん早く開くのが多気町のごかつら池ふるさと村、10月16日からは南伊勢町の里の駅 ないぜしぜん村、月末になると津市の2か所と熊野市の金山パイロットファームが加わります。そして12月まで残るのは、南伊勢町のないぜしぜん村と津市のねりき園だけです。
入園料は、おみやげが含まれるかどうかで内容が変わります。いちばん安いねりき園は食べ放題だけの内容で、高いほうの2園はおみやげまで値段に込みです。帰りに買い足すつもりがあるかどうかで比べると、選びやすくなりますよ。
多気町で行き先を探すときは、ごかつら池ふるさと村と、その横にある五桂池ふる~つ村を取り違えないように気をつけてください。みかん狩りを案内しているのは前者のほうで、後者には2026年のみかん狩りの告知が出ていません。
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