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愛知のいちご狩り41園|25園が知多半島に集まっています。大人1,000〜3,000円

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愛知のいちご園のページで年号つきの料金表を見つけても、どのシーズンの額かは決まりません。西尾市のらんらんいちご園は2026年5月に「2026年シーズン終了しました」と告知し、知立市の苺香は2026年8月に「2026苺香始動です」と書いています。同じ年号が、終わったシーズンとこれから始まるシーズンの両方を指すので、年号だけで予算を組むと1年ぶん読み違えます。

数えたのは、県と市町の一覧5本と園の公式サイトでいちご狩りを確かめられた41園です。市町・期間・入園料・品種の順に並べ、大人1名の入園料は1,000円から3,000円まで開きます。2026-2027シーズンの料金は、まだどの園も出していません。

愛知ならではの軸は、狩れる園の偏りです。41園のうち25園、61.0%が知多半島に集まり、出荷の主産地とは重なりません。そのため名古屋から動くなら知多を先に見て、時期で額が下がる仕組みを押さえると、行く日から予算を決められます。

公的な一覧と園の公式サイトで確認できた園は41

愛知のいちご狩りは、園をたどる入り口が地域ごとに違います。知多にはケーブルテレビ局がまとめた24園の一覧があり、西三河には広域の観光協議会の特集、東三河には観光ビューローのスタンプラリーの案内があります。県の観光サイトの特集も15園を載せています。この5本に園の公式サイトを重ね、重なりを除きながら数えた結果が41園です。

下の表は、その41園をエリア別に分けたものです。料金まで読み取れた園と、次の2026-2027シーズンの料金を出している園も並べました。

エリア確認できた園料金が読み取れた園2026-2027シーズンの料金を出している園
名古屋(港区)110
尾張北部(長久手)110
尾張西部(愛西)100
知多(10市町)25120
西三河(碧南・西尾・豊田・岡崎・知立)650
東三河(豊橋・蒲郡・田原)730
奥三河000
合計41220
愛知県内でいちご狩りを確認できた41園のエリア別内訳|エリアの区分は愛知県観光コンベンション局「Aichi Now」のスポット検索の区分による。園の名前の出どころは、同局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)、知多メディアスネットワーク株式会社「ちたまるNavi」の知多半島イチゴ狩りスポット一覧(本文に「2025年1月時点」と表示)、西三河広域観光推進協議会「西三河ぐるっとナビ」の特集(更新日の表示なし)、南知多町観光協会「ふらっと南知多」(更新日の表示なし)、一般社団法人ほの国東三河観光ビューロー「ほの国ストロベリーロード 苺一会2026」(サーバーが返す最終更新2026年1月26日)、および各園の公式サイト。41は、この5本と園の公式サイトで確認できた数であり、県内のいちご狩り園の全数ではありません。2026年9月23日確認

この表で先に見ておきたいのが、いちばん右の列です。41園を「2027」「令和9」で走査しても、次のシーズンの料金は1園も出てきませんでした。期間や開始時期だけなら澤田農園・苺のおうち・苺香・たべりん王国・いちご畑・らんらんいちご園の6園が触れているので、次の冬の予定を先に固めたいなら、この6園から当たるのが早道です。

そしてもうひとつが、年号の読み方です。静岡の園は収穫する年でシーズンを呼ぶので年号の意味が1つに決まりますが、愛知は園ごとに割れます。らんらんいちご園やのんほいイチゴ園とよはしは春の年で呼び、苺香は定植する秋の年で呼んでいて、両方の年を並べて書いているのは東浦町の春香園だけです。読み替えの型が分かれると比較そのものが崩れます。年号が1つに決まる県の並びを先に見ておきたいなら静岡のいちご狩り43園の記事、東日本の園も同じ軸で見たいなら茨城の45園を整理した記事が使えます。

狩れる園の61%が知多半島に集まる

愛知は全国6位のいちご出荷量があって、産地を束ねる主なJAはあいち海部・西三河・あいち三河・ひまわり・蒲郡市・豊橋の6つです。ところが、いちご狩りができる園は知多半島に集中しています。つまり愛知は、食べるいちごの産地と狩れるいちごの場所がずれている県で、名古屋から近い知多に園が寄っているぶん、日帰りの行き先としては選びやすくなっています。

市町園の数市町園の数
常滑市4大府市2
美浜町4知多市2
南知多町4阿久比町2
半田市3東浦町1
東海市2武豊町1
知多10市町のいちご狩り園の数(合計25園)|出典:園の名前は知多メディアスネットワーク株式会社「ちたまるNavi」の知多半島イチゴ狩りスポット一覧(本文に「2025年1月時点」と表示)、愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)、知多市観光協会の体験ページ(更新日の表示なし)、南知多町観光協会「ふらっと南知多」(更新日の表示なし)、および各園の公式サイト。市町の区分は「Aichi Now」のスポット検索で知多エリアとされている10市町による。2026年9月23日確認

25園の中身を見ると、開く時期も摘める時間もそろっていません。早い園は12月上旬から、遅い園は1月に入ってから始まり、終わりも4月中旬から6月中旬まで開きます。

園名市町2025-2026シーズンの期間いちご狩りの時間
いちごの花東海市1月上旬〜6月中旬45分
サニー農園東海市12月中旬〜5月6日40分
山銀ぶどういちご園大府市12月30日〜5月中旬120分
大府南いちごファーム大府市予約カレンダーで公表60分
ストロベリーファーム ソービー知多市1月24日〜4月5日45分
very berry farm知多市1月4日〜5月末40分
春香園東浦町12月20日〜5月17日60分
市野園芸半田市1月11日〜5月18日60分
澤田農園半田市5月18日に終了(開始の公表なし)45分
ベリーガーデンズ半田市1月2日〜5月13日45分
タニカワ農園常滑市1月初旬から(終わりの公表なし)60分
苺のおうち常滑市1月3日〜5月11日50分
farmいちごろ常滑市1月〜5月45分
あいのいちご農園常滑市12月中旬頃〜5月中旬頃45分
マリモファーム阿久比町1月11日〜5月下旬45分
いちご観光農園 JYUGOYA阿久比町空き状況カレンダーで公表45分
苺舎武豊町5月17日まで(開始の公表なし)60分
BAMBOO RESORT MIHAMA 繋美浜町12月〜5月末45分
ジョイフルファーム鵜の池美浜町1月10日〜5月31日45分
山笑う里美浜町1月10日〜閉園45分
MARUHA RESORT いちごの丘美浜町12月上旬〜5月下旬60分
南知多いちごの里南知多町12月25日〜5月の閉園まで時間無制限
いこいの農園南知多町12月〜5月の予定60分
観光農園花ひろば南知多町12月下旬〜4月中旬40分
慶人の自然農園南知多町12月中旬〜4月中旬45分
知多25園の市町・期間・時間(2025-2026シーズン)|出典:各園の公式サイト、愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)、知多メディアスネットワーク株式会社「ちたまるNavi」(本文に「2025年1月時点」と表示)、知多市観光協会、南知多町観光協会「ふらっと南知多」(いずれも更新日の表示なし)。ストロベリーファーム ソービーと南知多いちごの里は、園の公式サイトを取得できなかったため公的な一覧の記載によります。タニカワ農園・マリモファーム・市野園芸は、園の公式サイトから新しい案内を読み取れなかったため、2025-2026シーズンの期間は公的な一覧とポータルの記載によります。観光農園花ひろばの期間は町の観光協会が12月中旬〜5月下旬と記載しており、県の観光サイトと分かれます。2026年9月23日確認

この25園には、時間の条件で目を引く園があります。南知多いちごの里は時間を決めずに摘める園で、大府市の山銀ぶどういちご園は120分。反対に南知多町の観光農園花ひろばは40分で、花畑の入園と組み合わせる形です。子ども連れでゆっくり回りたいなら南知多いちごの里、短時間で切り上げて他の予定に回したいなら花ひろばというように、時間の長さから絞り込むこともできます。

夜に摘める園も2つあります。美浜町のBAMBOO RESORT MIHAMA 繋は、隣のハウスでいちご狩りができる宿泊施設で、泊まった人は夜のいちご狩りにも入れます。常滑市のあいのいちご農園は金曜と土曜に夜の回を設けているので、日中に動けない週末はこの2園が候補になります。

行き先を間違えやすい園もあるので、南知多町の内海打越へ向かうときだけは注意してください。いこいの農園の公式サイトは、「南知多グリーンバレイ」が一帯の総称で、隣接する施設の営業とは別だと自ら断っています。予約するときに園の名前と電話番号まで確かめておくと、当日の行き違いを防げます。

三河の13園は、開く時期の幅が広い

西三河は碧南・西尾・豊田・岡崎・知立に1〜2園ずつ散らばっていて、知多のようなまとまりはありません。そのぶん、住んでいる市から近い園を選びやすい並びになっています。

園名市町2025-2026シーズンの期間いちご狩りの時間
あおいパーク碧南市1月4日〜5月中旬の土日祝30分
らんらんいちご園西尾市1月17日〜5月17日公表を確認できず
ストロベリーパークみふね豊田市12月12日〜6月上旬45分
うめこう桃梨苺園豊田市1月3日〜5月中旬公表を確認できず
カネカ農園岡崎市1月1日から(終わりの公表なし)1時間ごとの入替制
苺香(ICHIKA)知立市12月中旬〜5月下旬公表を確認できず
西三河6園の市町・期間・時間(2025-2026シーズン)|出典:西三河広域観光推進協議会「西三河ぐるっとナビ」の特集(更新日の表示なし)、愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)、らんらんいちご園と苺香の公式サイト。あおいパークは碧南市農業活性化センターの施設で、公式サイトのURLを特定できませんでした。らんらんいちご園の期間は園の公式サイトの告知による値で、県と協議会の特集は「1月17日〜5月6日、延長営業する場合は5月17日まで」と記載しています。カネカ農園は9時・10時・11時・12時の入替制です。2026年9月23日確認

東三河は逆に、田原市の渥美半島に5園が固まっています。国道42号線沿いに並ぶので、1軒目が満員でも次に移りやすいのがこのエリアの強みです。

園名市町2025-2026シーズンの期間いちご狩りの時間
のんほいイチゴ園とよはし豊橋市1月〜5月公表を確認できず
蒲郡オレンジパーク蒲郡市12月下旬〜5月中旬時間無制限
マルカ農園田原市1月4日〜4月下旬60分
ニュー渥美観光田原市12月1日〜5月31日30分
いちごガーデンたはら田原市公表を確認できず公表を確認できず
お陽様農園田原市12月1日〜5月下旬公表を確認できず
たべりん王国田原市12月下旬から予約受付公表を確認できず
東三河7園の市町・期間・時間(2025-2026シーズン)|出典:各園の公式サイト、愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)、一般社団法人ほの国東三河観光ビューロー「ほの国ストロベリーロード 苺一会2026」(サーバーが返す最終更新2026年1月26日)。マルカ農園とニュー渥美観光は園の公式サイトのURLを特定できませんでした。ニュー渥美観光の期間は県の観光サイトの値で、観光ビューローの案内は1月24日〜3月30日と分かれます。いちごガーデンたはらの公式サイトは、サーバーが返す最終更新が2025年2月18日で、料金ページのURLが開きません。2026年9月23日確認

この7園のうち、蒲郡オレンジパークとニュー渥美観光、たべりん王国は、いちごのほかに夏の果物も扱う園です。蒲郡オレンジパークは秋になるとみかんや秋の味覚の案内が中心になるので、いちごの条件を確かめるなら冬に入ってからページを見るか、電話で聞くほうが確実です。同じ園で夏に何が狩れるかは、メロン狩りの記事にまとめました。

栽培の形で選ぶなら、田原市の2園に手がかりがあります。お陽様農園は全ハウスが高設土耕栽培で、41園のうち高設と土耕を組み合わせていると書いているのはこの園だけです。ニュー渥美観光も全ハウスが高設栽培です。そのため腰をかがめずに摘みたいなら、渥美半島のこの2園から当たると楽に回れます。

名古屋市内でいちご狩りができるのは港区の1園

名古屋市内でいちご狩りができるのは、港区新茶屋のいちご畑です。この園は観光の案内ではなく、名古屋市の農政の部局が出している農産物直売所のページに載っています。市が把握しているいちごの産地も港区だけなので、市内で探すならまずこの1園ということになります。

尾張のほうは、そもそも園をたどる入り口がありません。知多・西三河・東三河にはいちご狩りをまとめた一覧があるのに、尾張の観光協会のサイトには見当たらず、いちごは洋菓子店やマルシェの話として出てきます。見つけられたのは長久手市と愛西市の2園で、名古屋の1園と合わせて3園にとどまりました。ただし名古屋の1園が農政のページから出てきたように、観光の案内に載っていないだけの園はほかにもありえます。尾張で近所の園を探すなら、市役所の農政のページまで見ておくと拾いやすくなります。

園名市町2025-2026シーズンの期間いちご狩りの時間
いちご畑名古屋市港区12月下旬〜5月10日40分
すまいるベリーズ長久手長久手市1月10日〜6月上旬時間無制限
いちご夢ファーム愛西愛西市公表を確認できず公表を確認できず
名古屋と尾張の3園の市町・期間・時間(2025-2026シーズン)|出典:各園の公式サイト、愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)。いちご畑の5月10日は、園の公式サイトの「今シーズンの営業は5/10をもちまして終了しました」という告知による実績で、料金表の区分は12月下旬から4月15日と4月16日から閉園までの2段です。すまいるベリーズ長久手の期間は県の観光サイトの値で、園の公式サイトは4月10日に今季の営業終了予定を告知しています。いちご夢ファーム愛西は公式サイトに期間と料金の欄がなく、2026年4月15日付の投稿に「いちごのシーズンも残るところあと1ヵ月ちょっと」とあります。2026年9月23日確認

いちご畑は毎週月曜の9時に翌週の予約を開放する完全予約制なので、行きたい日が決まっているなら月曜の午前に予定を押さえる形になります。

項目内容
所在地名古屋市港区新茶屋4-704
品種章姫・紅ほっぺ・よつぼし
予約完全予約制(電話と公式フォーム)
予約の開放毎週月曜9時に翌週月曜分まで
定休日不定休
電話052-302-9158
公式サイトhttps://ichigobatake.net/picking
いちご畑(名古屋市港区)の基本情報|出典:同園公式サイトのいちご狩りページ(更新日の表示なし)、名古屋市緑政土木局農政部都市農業課「いちごの農産物直売所(港区)」(本文表示の更新日2025年10月16日)。電話番号は名古屋市のページと園の公式サイトで一致します。事業主体は園の公式サイトのフッターにある株式会社いちご畑。市のページは取り扱い品種を章姫と紅ほっぺの2つとしており、園の料金ページと分かれます。栽培の形については、園の公式サイトにも市のページにも記載がありません。2026年9月23日確認

入園料は、時期が進むほど下がる園が多い

料金が読み取れたのは22園で、そのうち13園は時期で額を段階的に下げていきます。どの園も開園直後がいちばん高く、春が深まるにつれて安くなる作りです。下の表には12園を入れ、料金表のいちばん最初の区分と、いちばん最後の区分を並べました。残る常滑市のあいのいちご農園は昼と夜でも額が変わるので、あとの節で別に見ます。

園名市町料金表の最初の区分料金表の最後の区分
いちご畑名古屋市港区2,900円(12月下旬〜4月15日)2,600円(4月16日〜閉園)
大府南いちごファーム大府市2,400円(開園〜4月5日)1,500円(5月7日〜閉園)
farmいちごろ常滑市2,400円と2,600円(開園〜4月6日)1,500円と1,700円(5月7日〜閉園)
ジョイフルファーム鵜の池美浜町2,300円(1月10日〜4月12日)1,700円(4月13日〜5月31日)
山笑う里美浜町2,700円(1月10日〜4月12日)2,200円(4月15日〜閉園)
MARUHA RESORT いちごの丘美浜町2,500円(開園〜4月5日)2,000円(4月6日〜閉園)
南知多いちごの里南知多町2,800円(開園〜3月31日)1,500円(5月8日〜閉園)
いこいの農園南知多町2,500円(12月上旬〜3月31日)1,900円(4月10日〜5月7日)
らんらんいちご園西尾市2,500円(開園〜4月5日)1,000円(5月7日〜5月17日)
ストロベリーパークみふね豊田市3,000円(12月12日〜1月12日)1,400円(5月7日〜6月上旬)
マルカ農園田原市2,400円(1月4日〜14日)1,500円(4月1日〜30日)
ニュー渥美観光田原市2,400円(12月1日〜1月4日)1,700円(4月1日〜5月31日)
時期で額が下がる12園の大人1名の入園料(2025-2026シーズン)|出典:いちご畑・大府南いちごファーム・山笑う里・いこいの農園・らんらんいちご園は各園の公式サイト(山笑う里は「料金表(税込)」と明記、ほかは更新日と税の表示なし)、farmいちごろ・ジョイフルファーム鵜の池・南知多いちごの里・マルカ農園・ニュー渥美観光は愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)、MARUHA RESORT いちごの丘は同園公式サイト、ストロベリーパークみふねは同特集と西三河広域観光推進協議会「西三河ぐるっとナビ」(後者は全行に税込と明記)。大人の範囲は園によって違い、ジョイフルファーム鵜の池・山笑う里・らんらんいちご園・ストロベリーパークみふねは中学生以上、マルカ農園とニュー渥美観光は小学生以上、いちご畑は中学生以上です。farmいちごろは同じページに2系統の額が見出しも注記もなく並んでおり、どちらがどのコースかは判別できません。らんらんいちご園の最後の区分は延長営業をした場合の額です。南知多いちごの里は園の公式サイトを取得できなかったため、県の観光サイトの記載によります。2026年9月23日確認

縦に見ると、同じ県内でも下げ幅の作りが園ごとに違うことが分かります。らんらんいちご園とストロベリーパークみふねは終盤にかなり下げる一方、いちご畑と山笑う里は最初と最後の差が小さめです。日程に幅があるなら大きく下げる園を、行く日が先に決まっているなら差の小さい園を選ぶと、見込みと実際のずれが出にくくなります。よその県の水準も知っておきたいなら、いちご狩りの値段を80園で調べた記事で幅を確かめられます。

時期ではなく、曜日や量で決める園もある

残りの9園は、時期の区分を置かずに額を決めています。曜日で分ける園、摘んだ量で払う園、花畑の入園と組み合わせる園と作りがばらばらなので、額だけを横に並べても比べられません。何を払う仕組みなのかを右の列に添えました。

園名市町大人の料金額の決め方
ストロベリーファーム ソービー知多市2,600円45分・中学生以上
very berry farm知多市2,600円と2,800円出典で額が分かれる
観光農園花ひろば南知多町2,800円花畑の入園とのセット
慶人の自然農園南知多町平日2,500円/土日祝2,800円曜日で変わる
すまいるベリーズ長久手長久手市入場料500円+1杯1,500円バスケット1杯ごと
あおいパーク碧南市2,000円中学生以上・変動あり
うめこう桃梨苺園豊田市2,500円中学生以上
カネカ農園岡崎市2,400円中学生以上・1月10日〜4月5日
蒲郡オレンジパーク蒲郡市平日2,310円/土日祝2,530円曜日で変わる
時期の区分を置いていない9園の大人1名の入園料(2025-2026シーズン)|出典:ストロベリーファーム ソービー・観光農園花ひろば・すまいるベリーズ長久手・あおいパーク・蒲郡オレンジパークは愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)、慶人の自然農園は南知多町観光協会「ふらっと南知多」(更新日の表示なし)、うめこう桃梨苺園とカネカ農園は西三河広域観光推進協議会「西三河ぐるっとナビ」(更新日の表示なし)。very berry farm は同特集が2,600円、知多市観光協会が2,800円と記載しており、園の公式サイトに料金表がないためどちらとも決められません。ストロベリーファーム ソービーは園の公式サイトを取得できませんでした。すまいるベリーズ長久手は入場料とバスケット代を足した最低額で、2歳以下は入場料が無料です。慶人の自然農園はいちご1パックの土産が大人料金に付き、連休などは額が変わります。蒲郡オレンジパークは公式サイトのフッターに「※価格はすべて税込みです。」とあります。あおいパークは価格変動ありと明記されています。2026年9月23日確認

この9園では、すまいるベリーズ長久手だけが1名いくらの形ではありません。入場してからバスケットを買い足す仕組みなので、少しだけ食べたい人と、たっぷり摘みたい人で支払いが変わります。人数ぶんを先に見積もりたいなら、1名の額が決まっているほかの園のほうが計算しやすくなります。

県の観光サイトの額が、夜の回の料金になっている園がある

常滑市のあいのいちご農園は、昼の回と、金曜・土曜だけの夜の回で額が分かれています。ところが県の観光サイトのいちご狩り特集には、この園の料金として夜の回の額が載っています。大人・小学生・幼児の3つが、2段の区分とも夜の行と一致していて、時期の区切り日も県が4月11日から、園が4月13日までと4月14日からでずれます。

昼に行くつもりで県のページを見ると、実際より高い額を見込むことになります。反対に4月11日から13日のあいだに行く人は、下がったあとの額を見込んで出かけて、当日は下がる前の昼の額を払うことになります。この園に行くなら、園の公式サイトの料金案内を見てから予定を組むほうが確実です。

回期間大人1名の入園料
昼12月中旬〜4月13日2,500円
昼4月14日〜閉園1,900円
夜(金・土のみ)12月中旬〜4月13日2,800円
夜(金・土のみ)4月14日〜閉園2,300円
あいのいちご農園(常滑市)の昼と夜の入園料(45分・大人1名・消費税込み)|出典:同園公式サイトの料金案内ページ(更新日の表示なし・税込と明記)。同園は営業期間も面によって分かれ、料金案内ページが2025年12月中旬頃〜5月中旬頃、トップページが12月下旬〜4月10日、愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)が2025年12月下旬〜2026年5月上旬です。品種は章姫とゆめのかで、指定はできません。予約は完全予約制で、定休は月曜と木曜(祝日は営業し火曜が代休)です。2026年9月23日確認

この形は、あいのいちご農園に限った話ではありません。県や市町の一覧は園から情報を受け取って載せる作りなので、園の料金表が二段構えだと、どの行が採られたかまでは読み取れません。額が下がる節目の前後に行く予定なら、園の公式サイトの料金表を開いて、自分が行く日がどの区分に入るかを確かめておくと安心です。

ゆめのかを狩れる園は、41園のうち4園

ゆめのかは、愛知県農業総合試験場が育成した品種です。品種登録は第15261号で、2007年3月22日に登録されました。県を代表する品種として名前が挙がる一方で、いちご狩りの現場では事情が違います。

41園のうち、ゆめのかを品種として挙げているのは6園です。そのうち園の公式サイトで摘めると確かめられたのは2園、県の観光サイトまで含めて4園になります。ゆめのか目当てで動くなら、園を絞ってから予約するのが確実です。

園名市町ゆめのかを確かめられた場所
あいのいちご農園常滑市園の公式サイト(品種欄)
苺のおうち常滑市園の公式サイト(お知らせ)
ジョイフルファーム鵜の池美浜町県の観光サイト
ストロベリーパークみふね豊田市県の観光サイト
苺舎武豊町地域ポータルのみ
市野園芸半田市地域ポータルのみ
ゆめのかを挙げている6園と、それを確かめられた場所|出典:あいのいちご農園は同園公式サイトの料金案内ページの品種欄、苺のおうちは同園公式サイトの2026年1月6日付お知らせ「現在の食べれる品種、ゆめのか、章姫、紅ホッペになります」、ジョイフルファーム鵜の池とストロベリーパークみふねは愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)の品種欄、苺舎と市野園芸は知多メディアスネットワーク株式会社「ちたまるNavi」(本文に「2025年1月時点」と表示)。市野園芸は「章姫またはゆめのか」という書き方で、日によって章姫だけになる場合があります。ストロベリーパークみふねは同特集の「販売限定」の品種欄にゆめのかを入れていないため、摘める側と読みました。2026年9月23日確認

41園の品種欄を見渡すと、現場で多いのは別の顔ぶれです。品種を公表している38園で見ると、いちばん多いのは章姫で、紅ほっぺ、かおり野と続きます。ゆめのかは、おいCベリーと並ぶ5位タイです。

品種挙げている園38園に占める割合
章姫(あきひめ)31園81.6%
紅ほっぺ19園50.0%
かおり野14園36.8%
よつぼし11園28.9%
おいCベリー6園15.8%
ゆめのか6園15.8%
スターナイト4園10.5%
愛きらり(愛経4号)0園0%
品種を公表している38園での掲出数|出典:各園の公式サイト、愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)、西三河広域観光推進協議会「西三河ぐるっとナビ」、南知多町観光協会「ふらっと南知多」、知多メディアスネットワーク株式会社「ちたまるNavi」(本文に「2025年1月時点」と表示)。41園のうち、いちご夢ファーム愛西・いちごガーデンたはら・たべりん王国の3園は品種の公表を確認できませんでした。「章姫」と「あきひめ」は同じ品種として数えています。掲出は栽培している品種であり、当日に必ず摘めることを示すものではありません。スターナイトは、県の観光サイトで「直売所でお求めいただけます」と添えている園が1つあります。「すず」「ベリーポップすず」「すずの薫り」は同じ品種かどうかを確かめられなかったため合算していません。2026年9月23日確認

表のいちばん下にある愛きらりは、愛知県農業総合試験場とJAあいち経済連が開発したブランドいちごです。販売は令和5年2月1日に始まり、品種としては愛経4号の名前で2024年11月8日に登録されました。ただし41園の品種欄には1つも出てこないので、狩って食べる品種というより、買って食べる品種だと考えておくほうが実際に近くなります。

同じ園でも、見る場所によって期間や品種が変わる

同じ園について、見る場所ごとに書いてあることが分かれる例がいくつもあります。どちらが本当かは園に聞かないと分からないので、ここでは両方の記載を残しました。行く園が決まったら、この項目だけは予約の電話で先に確かめておくと、当日に困りません。

園名分かれている項目一方の記載もう一方の記載
いちご畑(名古屋市港区)いちご狩りの期間12月下旬〜4月15日(園の料金表)12月中旬〜5月中旬(市のページ)
いちご畑(名古屋市港区)栽培している品種の数2品種(園のトップの本文)3品種(園の料金ページ)
あいのいちご農園(常滑市)営業期間12月中旬頃〜5月中旬頃(料金面)12月下旬〜4月10日(トップ)
MARUHA RESORT いちごの丘所在の市町美浜町(園の公式サイト)南知多町(県の観光サイト)
いこいの農園(南知多町)番地内海打越22-1(園の公式サイト)内海打越39-1(町の観光協会)
観光農園花ひろば(南知多町)いちご狩りの期間12月下旬〜4月中旬(県)12月中旬〜5月下旬(町)
南知多いちごの里(南知多町)品種章姫・かおり野・すず(県)章姫・かおり野(町)
ニュー渥美観光(田原市)いちご狩りの期間12月1日〜5月31日(県)1月24日〜3月30日(ビューロー)
らんらんいちご園(西尾市)ページの最終更新日2026年1月1日(本文の表示)2026年5月18日(サーバーの応答)
記載が分かれている7園9件|出典:各園の公式サイト、名古屋市緑政土木局農政部都市農業課「いちごの農産物直売所(港区)」(本文表示の更新日2025年10月16日)、愛知県観光コンベンション局「愛知のいちご狩り特集」(本文表示の更新日2026年4月20日)、南知多町観光協会「ふらっと南知多」(更新日の表示なし)、一般社団法人ほの国東三河観光ビューロー「ほの国ストロベリーロード 苺一会2026」(サーバーが返す最終更新2026年1月26日)。南知多いちごの里の「すず」は県の観光サイトの表記ではベリーポップすずです。ニュー渥美観光の観光ビューロー側の日付は、スタンプラリーの対象期間である可能性がありますが、そうとは書かれていません。MARUHA RESORT いちごの丘は、町の観光協会が南知多町の郵便番号に美浜町の住所を添えており、番地は園の公式サイトと一致します。2026年9月23日確認

この表で気をつけたいのが、いちばん下の行です。らんらんいちご園のページに出ている「最終更新日」は、サーバーが返す更新日より4か月半古く、実際には5月の告知が追加されています。逆に豊橋市ののんほいイチゴ園とよはしは、ページの更新表示が2025年11月のままなのに、本文はシーズン終了まで書き換わっています。更新日の表示だけで情報の新しさを判断せず、本文の日付が入った告知まで読むと、どの時点の話かがつかめます。

よくある質問

行き先を決めたあとに迷いやすい3つに答えます。

Q
次の2026-2027シーズンは、いつごろから予約できますか?
A

早い園で12月後半です。常滑市の苺のおうちは12月後半からの営業予定、田原市のたべりん王国はいちごの予約を12月下旬から受け付けると案内していて、半田市の澤田農園は1月中旬からの予定としています。名古屋のいちご畑は12月に始められるとよいという書き方にとどめていて、料金まで出している園はまだありません。予約の窓口が開くのは12月に入ってからなので、それまでは行ける日の候補を決めておく段階になります。

Q
車いすやベビーカーで回れる園はありますか?
A

あります。田原市のニュー渥美観光は全ハウスが高設栽培で、車いす用のバリアフリー列を設けています。同じ田原市のいちごガーデンたはらも全面を高設栽培にしていて、男女別のトイレと車いす用トイレ、おむつ替えのスペースがあります。半田市の澤田農園は通路がフラットで、車いすとベビーカーのまま入れる作りです。常滑市のあいのいちご農園と南知多町の慶人の自然農園も、車いすでの来園を受け入れています。通路の幅やハウスまでの経路は当日の状況で変わるので、車いすやベビーカーを使うことを予約のときに伝えておくと安心です。

Q
支払い方法は園によって違いますか?
A

違います。西尾市のらんらんいちご園は、支払いを現金だけに統一していると公式サイトに明記しています。ほかの園は支払い方法を公表していないので、カードや電子マネーで払うつもりなら、予約の電話で確かめておくと当日に慌てません。練乳や土産のパックを別料金にしている園もあるため、現金を少し持っていくと、どの園でも足ります。

愛知のいちご狩りは、知多を軸に行く日から決める

愛知は園の数が多いぶん、情報の集まり方に偏りがあります。狩れる園の6割が知多半島にあり、名古屋市内は港区の1園だけ。尾張にはいちご狩りをまとめた一覧そのものが見当たらず、園にたどり着くまでの道のりが地域によって違います。名古屋から動くなら、まず知多の25園を候補にすると探す手間が減ります。

行く日を先に決めるのも効きます。大人1名の入園料は開園直後がいちばん高く、春が進むにつれて段階的に下がる園が多いからです。そのうえで、時間を気にせず食べたいなら南知多いちごの里・蒲郡オレンジパーク・すまいるベリーズ長久手、腰をかがめずに摘みたいなら渥美半島の高設栽培の園、ゆめのかを狙うなら常滑市の2園と、条件で絞り込めます。

そして愛知は、いちごのシーズンが始まる前にみかん狩りも楽しめる県です。知多や蒲郡には、いちごとみかんの両方を扱う園がいくつもあるので、秋のうちに一度出かけるなら、愛知のみかん狩りの記事から園を選べます。いちごのほうは、開園の日と当日の額を電話で確かめてから出かけると確実です。

県をまたいで比べたいなら、福岡も同じ形でまとめています。愛知では園によって「2026年」の指すシーズンが逆になりますが、福岡では例外なく収穫する年を指していて、年号の読み方が県で違うことが分かります。福岡のいちご狩りの記事もどうぞ。

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